発刊10周年 勉強法の指南書「帝都大学へのビジョン」の特徴とは
勉強法の指南書「帝都大学へのビジョン」の特徴とは
「帝都大学へのビジョン」の執筆において、特に重視したのは、特殊な技ではなく、誰でもが共通して取り組めるものでなければならないという点です。
これは、電子書籍として誕生した契機が、学習相談を多く受けたことの結果として広く伝えなければならないと考えたコアの側面だったからです。
とは言っても、仮にも「勉強」ですから、「誰でもが取り組める」という言葉だからといって、「できるだけ怠けたい、とか、やる気がない誰でも」を含めていただいても困ります。
世の中は、面白おかしいことがお金になりますから、メディアも面白おかしいことを伝える競争になっていますが、その結果、医者に「※※のTVを見て実践したでしょう?」なんて怒られた話もたくさん耳にします。(健康のためにTVの真似をしていたら骨折なんて人が複数来診されたとか)
そういう社会だということは、あなた自身がすでに気づいておられるのではないでしょうか?
執筆のコンセプト
- 自らの学習体験及び教え子の指導経験を脳の仕様や認知科学に裏付けられたコンセンサスに準じて適切に伝える。
- 特に、頑張っているのに努力が反映しない生徒に、その空回りの元凶を伝える。
- 教科書的に正解のプロセスを羅列するだけの資料は作らない。
- 出来る限り、間違った方向に考えてしまったプロセスも含めた脳の動きを見せる。
- 本質を凝縮した良問を散りばめ、概念や近接した概念との繋がりを見せ、驚きにまでもっていく。
- 英数もその他の教科も、日本語で理解する姿勢を見せることで、勉強に対する敷居が低くなることを感じさせる。
- どんなことからも学べる材料は多々引き出せる発展性を多彩に美しく伝える。
- むやみな精神主義を正しいと信じさせない。
- 根拠のない俗物心理学的楽観主義を信じさせない。
- そもそも土俵に上がろうとしないケースに対し、生きる姿勢と向き合える問いかけをする