いい加減な勉強法で身を亡ぼすべからず | 帝都学習クリニック

勉強法のバイブルと言われた「帝都大学へのビジョン」が中高生の正しい勉強法のヒントと保護者さんへのメッセージを伝えます

どのくらいの時間勉強すればいいの?

時々、

 

どのぐらいの時間勉強すればいいんですか?

というご質問を頂きます。

 

 

まず、結論から申し上げておきましょう。
学校から帰宅して自宅でできるであろう時間からのメドとお考えください。

 

  • 大学受験を目指しての日々の勉強の場合、1日4時間勉強してください。
    難関大学・医学部を目指す場合は4~5時間、中堅大学を目指す場合は3~4時間。
  • 高校受験を目指しての日々の勉強の場合、1日2時間勉強してください。
  • もちろん、日・祝日はこの1.5倍ぐらい取ってください。

 

成績は勉強時間に比例しない

医学部や難関国公立を目指す場合は5時間ほど勉強した方が安心できるでしょう。

 

 

但し、5時間以上勉強することは、負担も大きくなりますし、むしろ効率が落ちて来ますので、おすすめはしません。

 

 

されるとしても、時々に止めておかれるのが賢明です。

 

 

「えぇーっ!そんなにしなきゃならないの?」と思われるかもしれませんね。

でも、少しでも上のランクの大学を目指したいのであれば、そのぐらいの心構えは必要ですよ。

 

 

というか、合格する人は、このぐらいをメドにしながら、気が付いたら予定時間オーバーしちゃってた

というケースが多いと思いますよ。

 

 

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Inputは勉強時間に入らない

 

2.に関しては、特に、講師の授業を受身に聞いている方式の塾であれば、塾の時間を勉強時間に充当することは

ほとんど意味がないからです。

 

 

となると、塾に行っている諸君にとっては、4時間の勉強時間を取るのはなかなか厳しいかもしれませんね。

 

 

かと言って、全くの0時間にしてしまうと、塾でその時は覚えたつもりのことでも、すぐに無に帰してしまいますから、

まるで栓をしないで水を注ぎ続けているようなことを続けていることになります。

 

 

脳は、1回だけinputを感知しても、それ以降に働きかけがないと、「別にどうでもいいことだったんだ!」

不要物として処理しちゃいます。

 

 

別に、勉強のことだけではなく他のいろんなことがinputとして次々と入ってくるわけですから、選別しないとパンクしちゃうということなんでしょうね。

 

 

ですから、怖いのは、それで「勉強しているのに・・・」と思ってしまって、結果が伴わないからと意欲や関心を喪失してしまうことです。

 

 

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「勉強ができる」ことの正体は、勉強の仕方を心得ている力以外の何物でもありません。

あなたの身近で尋ね歩いてみられれば、結局はそういうことだとお分かりになるでしょう!

 

 

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どのくらいの時間勉強すればいいの?