高校数学 今日の実力テスト2-第5問:正弦定理も余弦定理も同じ母!
高校数学 今日の実力テスト9月度後半第5問
見ただけで三角関数の問題であることは一目瞭然・・・ですね。
一般的に、「どんな三角形か?」を問われる場合は、辺なら辺、角なら角に統一して考えていくのがセオリーです。
三角形の辺と角の間の関係を表すのが正弦定理と余弦定理であることまではお分かりですね?
一般的に、「どんな三角形か?」は通常、辺に統一した方がやりやすいですし、「・・・を証明せよ」は通常、角に統一した方が道が開けやすいということも頭に入れておくといいですよ。
とはいっても、これを覚えておいたからといって頑なに守ろうとすると道が開けないこともありますから、あくまで方針を立てる一つのセオリー的な参考として捉えておいてくださいね。
オール会員の諸君は三角関数が苦手なら、一挙でなくてもいいですから、【はじめの一歩 三角関数】をしみじみと理解できるまで見直しておいてください!
三角間数にはたくさん公式がありますが、「加法定理」さえしっかり理解し、そこから展開できることさえ知っていれば、恐れるほどのものではないことが分かると思います。
本問題は、余弦定理と正弦定理の両方から「どんな三角形か」を導き出してみてください。
多くの生徒は余弦定理からアプローチすると思うのですが、それでできたからといって終わるのではなく、「では正弦定理からではできないだろうか?」ということを考える(別の方法を考える)ことで、実力の付き方に断然厚みが増してきます。
その他の実力テスト2もこちら(明日に閲覧すればさらにヒント充実しているかも)