算数:夏休みに基本を鍛える(13)~よく出る面積の基本問題
過去入試問題より・・・よく出る面積の基本問題
今回も特定の中学校の入試問題というわけではなく、入試にもよく出題される面積の基本問題で鍛えておきましょう!
このような基本的な問題の考え方をしっかりと経験しておけば、なんか難しそうな問題でも、いろんな手掛かりを探り出す力が身に付きます。
「長方形を対角線で切ってやれば、同じ三角形ができる」
たいていの子は、そんなことは当たり前と言うのですが、この当たり前のことが問題に組み込まれると、まったく気が付かないんですね。
算数の基本を鍛える問題(12)と確認しておきたいポイント
まず、問題の図を見て「なーんだ!」って思う子は、もう手慣れたものなんだろうね。
逆に言えば、問題の図を見て、すぐに「何をするのか?」が分かってしまうかしまわないかで
最初から差がついちゃうということになる。
たとえ塾に行っていなくても普通に解くことができるようになると思うよ。
だって、僕の教えた子は、塾に行っていなくて学校の授業以外のことは何にも知らなかったけれど、
ああやったりこうやったりで一生懸命工夫してたいていは自力で解き切っていたからね。
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下図で台形ABCDの面積を求めなさい
高さが書いてないじゃん
直角三角形の面積は分かるんじゃない?
上の図のように高さの線(赤いたての線)を描いたら気が付いたよ
それに下の図のようにAとDから高さの線を2本描いたらね、
高さを求めなくても面積が出ることに気付いちゃった!
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