算数:夏休みに基本を鍛える(10)~武蔵中学校
武蔵中学校過去入試問題より・・・日本語だけで答えが出るかな?
武蔵中学校は開成・麻布とともに御三家と呼ばれる進学校ですね。
しかし、「名門校「武蔵」で教える 東大合格より大事なこと 」なる著書も出ているぐらい、あまり受験受験した授業を行わないリベラルアーツを志向する教育方針のようです。
とは言っても、他の進学校でも必ず部分的にはリベラルアーツを志向する先生方もおられユニークな授業が一定ある筈です。
読み物を読んでいただければ分かりますが、私も、教師になっていたら間違いなくこのタイプになっていたと思います。
まぁ、ただ単にパターンを覚えることで勝ち上がってきた秀才はほとんど役に立ちません。
パターンは自分で認識してこそ力になるのであって、
手取り足取り教えられて力になることは決してありません。
下の過去問題もパターンで教えられたりするのでしょうが、日本語で当たり前に理屈を積み重ねる
教え方をされないと、結局パターン人間になってしまいます。
思考プロセスこそ大切という重大点が見逃されてしまっては、中学入試ぐらい突破できても、
俗世界ですら最後には勝てません。
算数の基本を鍛える問題(10)
生徒を行動に集め、備えつけのベンチにかけさせることにします。
どのベンチにも3人ずつかけさせると、19人がかけられません。
そこで1個に4人ずつかけさせていったら、1人もかけていないベンチが29個あまりました。
生徒数は7の倍数です。生徒は何人いますか。
確認しておきたいポイント
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