いい加減な勉強法で身を亡ぼすべからず | 帝都学習クリニック

勉強法のバイブルと言われた「帝都大学へのビジョン」が中高生の正しい勉強法のヒントと保護者さんへのメッセージを伝えます

算数・数学センスの要を鍛える

算数・数学センスへの扉

 

算数のセンスを身に着けるためのスタートラインは、最も上流にある源泉中の源泉「数に対するセンス」を鍛えることに尽きます。

 

一言で言えば、「数を多点カメラで見る=分節して考える力」です。

すべての単元に絡んできますから、綜合的な算数力・数学力を決める要になります。

たとえ、難関の進学校に入学できても、中高と進むにつれて数学ができなくなっていく場合は、ここが鍛えられていないことが表面化してくるということに過ぎません。

ですから、大学受験で数学がネックになっている場合も、極端に言えば「先に、難関中学の算数入試過去問題を自力で解き切るぐらいのレベルにする方が早道だよ」とすら言っても過言ではないと思いますよ。

 

その具体的な内容は、高校数学であろうが小学算数であろうが、脳細胞の動きを視座として資料の中に多く散りばめています。

中学受験を目指すお子さんの保護者さんにも、算数・数学のセンスを養う源泉を突く資料として、下記を資料としておりますのでご参考にされてください。

ある意味、この17問だけでも、丁寧に理解するように噛みしめれば、算数・数学のセンスは一挙に飛躍する可能性が高まることでしょう。

 

まぁ、いつの時代も変わりなく存在する真面目に勉強する層を除いては、

  • あまりにも、日本語の語彙レベル、及び言葉を扱う力が欠如している。(とうてい読解力などのレベルではない:大きくはスマホ、その中でも特にSNSの影響でしょうが…)
  • 感情を表現する言葉だけには長けているが、論理的な接続など全く意識すらない。(SMNSはじめ、単語の羅列文化の影響)
  • したがって、数学語に変換することなど到底できませんし、真っ当な世界であれば必須とされる論理性すらないことにどうも思わない。
  • ですから、逆に数学語を日本語で理解する気もないし、しようともしない

これが、ゆとり教育で落ちたところに、安易なSNS社会がさらに追い打ちをかける社会の現実となっています。

2009年にZ会の担当者様よりいただいたメールでは、かなりできる層ですら明らかに数学力は落ちているようですから、スマホ三昧の今ではどうなのかを想像すると恐ろしい気もします。

ただ、どの国でも同じ傾向ですから、少しは安心できるものの、韓国と肩を並べて世界有数のエンタメ好き・情報弱者であることは間違いない種族のようですから、相当世界の中では厳しいポジションに堕ちていくことは容易に想像されます。

ぶっちゃけた話、2012年以降は、マジョリティと呼ばれる世界ではこういった状況ですが、悲しむべきでないのは、そうならない層はいつでも健在に存在するということです。

帝都大学へのビジョン」に付属した中学受験生向け資料の詳しくは、