いい加減な勉強法で身を亡ぼすべからず | 帝都学習クリニック

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うそつきは秀才のはじまり

 

うそつきは秀才のはじまり

『うそつきは秀才のはじまり』などとは不届き千万とお怒りのご父兄も多かろうと思います。

 

 

そこは、語呂合わせの修辞と大目に見てお許しくださいませ。



少し前ですが、娘が「阪急電車の社内広告にこんな問題があって、メッチャ考えててん」と話してくれたことがあり、「学校の数学もあんな問題も入れて教えてくれたら面白かったやろなぁ」などと話していました。

 

 

 

聞くと、有名な『うそつき問題』だったのですが、今年2012年の四天王寺中学の入試問題に出たらしいのです。

 

 

僕は大阪の人間ではありませんので、四天王寺中学が偏差値の高い学校なのかどうかは

全く知らないのですが、家内の友達の子どもさんが通っていて結構合格するには難しい

学校だとは聞いていました。

 

 

ですから、僕が言いたいことは、『うそつきは秀才のはじまり』ではなくて

『うそつき問題は秀才のはじまり』になる可能性を高めるだろうなということなんですね。

 

 

 

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とは言っても、なかなか難しいですね!!

 

そこで、基本的な問題を一つご紹介しておきましょう。
ここから始めて糸口を掴んでみられては如何でしょうか?

 

 

ある島には次の2つの種族の人だけが暮らしています。

 

1つの種族はナイト(騎士)と呼ばれる人々で、彼らは「真」であることしか喋りません。

他の1つはスレーブ(ならず者)と呼ばれる人々で、彼らは「偽」であることしか喋りません。

 

「あなたはナイトかスレーブかどちらですか?」と尋ねた時、

  1. 「私はナイトである」と答えてくれたとすれば、彼はどちらでしょうか?
  2. 「私はスレーブである」と答えてくれたとすれば、彼はどちらでしょうか?

 

子どもたちは教科書が嫌いです。


なら、なんだか面白いことから始めて、それを教科書につなげていってくれるような

働きかけはとても大切なことです。

 

 

先生がやらないなら親御さんがやってあげればいいんです。
親が分からないことを子どもが分かったら、徹底的に褒めてあげることもいいですよね。

 

 

上記の基本的な問題は、理性の限界という書籍で素材の一つとして面白く使われていますから、

知的好奇心の旺盛な方は是非ご一読ください。

 

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