いい加減な勉強法で身を亡ぼすべからず | 帝都学習クリニック

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君は青学生になれるか? | 帝都中学への算数 | 基本を鍛える

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関東の学校事情には不案内ですが、なるほど算数には定評のある青山学院中学の「解けそうで解けない」問題は健在のようです。

 

 

悪く言えば「いけずな」・「意地悪な」、よく言えば「洗練された」問題と言えるでしょうか?

 

 

その上、基本問題は取りこぼすことなく、しかもチャッチャカチャッチャカ

処理していかなければ時間が足りなくなりますから、小学生には荷が重いと

思われる構成になっています。

 

 

そんな、算数には定評のある青山学院中学の過去入試問題から

(結構古いですが、算数や数学の問題に古いも新しいもありません)

 

 

・・・

 

 

もう一つ、本年2018年の問題から1題ご紹介しておきましょう。

 

【問題】

 

花子さんは,いくつかのテストを受けたところ,全教科の平均点は72 点で,

算数以外の教科の平均点は全教科の平均点より1.75 点低く,

国語以外の教科の平均点は全教科の平均点より1.25 点高くなりました。
国語と算数の点数の差が24 点のとき,算数は(  )点です。

 

 

 

考えるヒント

問題文では、「全教科の平均点」「算数以外の教科の平均点」「国語以外の教科の平均点」が書かれています。

 

そして、最後に「国語と算数の点数の差が24 点のとき」と条件が付けられます。

 

解答例(市販でもネット解説でも結構です)を見てからでもいいですから、

この言葉から「差」という言葉が大きなヒントになっていることを教訓

として学び取ってくださいね。

 

 

そういうことこそが、目の付けどころを広げ、実力を付けるための根っこで大切なことなんです。
同じ問題なんて出ないのですから…。

 

 

・・・

 

 

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