いい加減な勉強法で身を亡ぼすべからず | 帝都学習クリニック

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男の子を育てるって?

別冊『子どもの学力は親の準備された心に微笑む~保護者の教科書~』の中で『離す?離さない?』と題して『子育て四訓』を素材にお話をさせていただきましたが、今回はその続編として少し補足的にしたためたいと思います。

 

 

オーストラリア/メルボルン大学の臨床心理学者で子育てに関して世界的に影響力のある著作を書かれているスチーヴ・ビダルフという方が居られます。

 

 

例えば日本でも翻訳されている『男の子って、どうしてこうなの?』を見ますと、男の子の脳と女の子の脳は違うという理論と男性ホルモンであるテストステロンの作用を軸に、特に男の子の子育てにとっての方法論が展開されていきます。

 

 

所謂、男性脳と女性脳という性差を理論の土台としておられるわけです。

 

 

 

 

男の子らしく育ってほしい!?女の子らしく育ってほしい!?

 

ご紹介した本のタイトルからすれば、このことが主題になるはずなのに、

最初に「男性脳と女性脳の性差」のことを少し述べただけでした。

 

 

それも、「過大に見積るべからず」という素っ気ない結論だけでした。

 

 

しかし、現実には男の子だからというご相談や「男の子らしく育てたい」といった願いには、

ほとんど出会ったことがなく、むしろ「女の子らしく育ってほしい」「女性であることに

自信をもって育ってほしい」という言葉や決意には、結構多く出会いました。

 

 

男の子は、もはや、あまり期待も重宝もされていないんでしょうかね?(笑)

 

 

実は、このことは社会の大きな問題の現れなんですが、それは要らぬおせっかいとして

野暮なことは述べないことにしましょう。

 

 

さて、先のような呟きに出会ったとき、私自身は、日常会話的に次のようにお答えします。

 

「あまりそういうこと考えない方が普通に育ちますよ!」

 

思わせぶりに終始して申し訳ありませんが、それが私自身の結論です。

 

 

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男の子を育てるって?~少年から大人への通過儀式~ 全文を読む